【川づくり】滋賀の川巡りと県立大の授業
2023/06/04
みなさん、こんにちは。
今回は先月の中旬に瀧先生のお誘いで滋賀へ行った時のことの振り返りを綴ります。
滋賀出張の目的は2つ。瀧先生の授業で神山の紹介をやっちゃんと一緒にすることと琵琶湖周辺の取り組みなどを視察することです。あと子連れでOKだったので、小2の息子もつれていきました(やっちゃんの子どもも同級生なので一緒に)ということで、時系列で振り返ります。
まずは湖西の針江地区の視察。
ガイドの方に案内いていただきました。
宿の取り組みの『川づくり』では、川と暮らしの接続をテーマに考えながら活動してきましたが、ここは(ほか滋賀の地域はどこも)水と暮らしがダイレクトにつながっていてびっくりしました。琵琶湖をはじめ、水が豊富だからこそだとは思いますが、家と水路と外が繋がっているのはとても新鮮でした。
どの家の鯉もサイズが大きい。
水と生活が近いと、暮らしの中で自然と家の中と外を考えられるのでいいなと思いました。その延長線上で地域のことも考えられると思います。
その後は瀧先生のアテンドで湖北へ。
よく鮎が獲れるところらしい。
ラストは奥琵琶湖の菅浦へ。集落が重要文化的景観で、湖で漁村というのが面白かったです。
夜ごはんは北陸エリアの名物料理の「とりやさい鍋」。おいしかったです!!
翌日は長浜の町を長浜まちづくり株式会社の竹村さん(瀧先生の紹介)に案内してもらいました。
観光地で魅力的なお店が多かったです。
この地域も水と暮らしが近い。ちょうど湖鮎の時期で、上ってくるのが見えます。
お店に卸されてきたビワマスやウグイ、どれもサイズが大きくてびっくりしました。
町中に川が流れそこにいろんな種類の魚がまじかで観察できるのはすごく豊かだなーと思います。
続いて彦根城へ。
やはり石垣は気になりました。石のサイズが大きい。
角の積み方は空石積と原理は同じ。
午後からは滋賀県立大での授業。
こどもたちと一緒に打ち合わせ
授業スタート。流れとしては、はじめに神山のまちづくりの流れと、自然環境の変化のレクチャー。
→野外でトークフォークダンス(詳しくはこちらより「大人としゃべり場_神山中学校」/イン神山)
→ラストは2人の履歴
という感じでした。詳細は割愛しますが、よかったことが野外でのトークフォークダンス。
1本の木を囲んでぐるぐると話していきます。一人一人と向き合い話していくことで、距離感が近づいていきます。
こどもたちもしっかりとやってくれました。狙いとしては受け身から少しでも主体的に参加なので、後半のレクチャーの時の受講生さんたちの表情が変わったのがうれしかったです。
最後は瀧ゼミの研究生さんたちと研究室でご飯会。調理道具が充実してて料理しやすかったです。
最終日は午前はHPリニューアルの打ち合わせ、ラストに瀧先生のフィールドワークに参加(子どもたちと川遊び)して、神山へという感じです。※写真がなしです
琵琶湖の湖面は柔らかくて瀬戸内海みたいでした。
昨年より『川づくり』と題して動いてきましたが、瀧先生たちと出会い、どんどんと川や生き物、昔と今、護岸の都市計画にいたるまで、興味と学びが拡がっています。瀧先生の活動フィールドである滋賀は特に川と暮らしが近く、いろんな気づきを得ました。また、思いがけず自分が昔通っていた大学(1年で辞めてしまいましたが)で、授業をする機会もいただき、改めて滋賀県立大学をみてみると、キャンパスや景観、先生たち、滋賀というフィールド、どれもとても魅力的に見えました。滋賀との縁も濃くなっていきそうで、そこも楽しみです。瀧先生はじめ、みなさま、お世話になりました。そして、やっちゃん、連れてってくれてありがとう!
2023.6.4 神先
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