WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

『風景を考えるプログラムvol2 ∼動物と暮らしから考えるランドスケープ∼』のご案内

2026/01/16

みなさん、こんにちは。
今回は2024年からはじめた『風景をつくる宿プロジェクト』の取組みの一つであるオープンな学びの合宿『風景を考えるプログラム』のVOL2についてのお知らせです。

昨年は、『ランドスケープとは』というテーマで、長年神山でフィールドワークをされてきた慶応SFCの石川初先生を招き、様々なフィールドワークを通して風景の見方を学ばせていただきました。
今年は、‟動物のいる暮らしから考えるランドスケープ”をテーマに、『動物』をキーワードに風景についての視座を深める時間にしていきたいと思っています。
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岩手県田之畑牧場

動物のいる風景とは

つい50年くらい前までは、山村の暮らしに牛や馬,豚などの動物は欠かせませんでした。機械の代わりに動物が土地を耕したり、草を食んだりと、人と助け合いながら共に暮らしていました。しかし、現代は石油や油由来の機械がそれらの仕事を代替し、動物と暮らす人々は次第に減っていきました。

神山町の民家を見ていても、かつては牛小屋だった場所には車が停まっていたりと、その変遷をよく見て取れます。

しかし、今は地域で暮らす人口が減り、一人当たりが手入れしないといけない庭や山の面積が増えたことで、手入れしきれない耕作放棄地が増えてきました。かつては、動物がいることでうまく働いていたことにも様々な問題が生じています。現代の暮らしの現状を見渡しながら、「今だから動物と暮らす意味」を深く掘り下げていくことで、風景を考えるヒントになるのではと思い今年はこのテーマを選びました。
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遠野の荒川高原

昨年の放牧場巡り

昨年の合宿前夜にWEEK神山に偶然宿泊されたサゴタニ牧農の久保さんの話から、風景と動物を関連付けて考えるようになり、上半期は全国の放牧現場へ見学に行きました。(詳しくはこちらから

そこで学んだことは、人と動物と風景が繋がっていることで、暮らしの中でそれぞれの関りしろが無数にでき、それぞれの領域で重なることで、風景(周りの自然)につながりやすくなり、そこから日常の風景に影響を与えていけるような気がしました。接点を増やし習慣化していくような感じです。また、動物とのコミュニケーションも大きな学び(体験)で、五感をフルに使うことや、正直に向き合うこと、また同じ哺乳類として動物を意識することで、逆に人間というものを動物カテゴリーで意識したりしました。画像
サゴタニ牧農の久保さん

合宿の内容
今回は、きっかけを与えてくれたサゴタニ牧農の久保さんをお招きし、お話を伺います。石井町(隣町)の自然派ハム工房リーベ・フラウの近藤さんにも来ていただき、ご自身のお話や動物のことを聞いたり、一緒にヤギ体験します。また、この地域でも昔動物を飼っていた方々の昔話も聞きます。
全体の目的は、動物という視座を持つことで、新たなランドスケープの可能性の幅を拡げることです。

【プログラム内容】
●2/7
ゲスト:サゴタニ牧農-久保さん
16:00~|オープニングお話の会
「風景をつくる宿プロジェクトについて、なぜ動物?」
19:00~|懇親会
●2/8
ゲスト:サゴタニ牧農-久保さん
9:00~|久保さんのレクチャー&フィールドワーク①
13:00~|フィールワーク➁
※フィールドワークの内容は、詳細が決まり次第お知らせします
●2/9
午前|フリータイム
午後|ランドスケープをつくる作業をする
●2/10
ゲスト:リーベ・フラウ‐近藤さん
午後|昔の動物との暮らしの話を聞く時間(地元の方々)
19:00~|リーベ・フラウの近藤さんのお話と懇親会
「お店の歴史、豚の流通や無添加の話」
●2/11
ゲスト:リーベ・フラウ‐近藤さん
9:00|ヤギについてのレクチャー(ヤギのことを知る時間)
「実際にヤギにWEEK神山で過ごしてもらう」
午後|合宿全体の振り返り

【参加費用】
太字の部分はオープンな会として、参加者を募集します。
定員は各回,10名までをイメージしてます。
懇親会は各¥3,300、フィールドワークは各¥2,200(半日)
※すべて税込み料金
※懇親会は食事のみです。ドリンクは別途。
※宿泊をご希望の方は、通常の予約フォームよりお申し込みください。

【応募フォーム】
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSegOyrc1RrQgTaJwm7w5hUHOhmp3Y_Nkw1UrctgLl7vSybw6w/viewform?usp=sf_link
締切り2026年2月6日(金)まで
※ご質問,ご相談のある方はお名前・所属先・連絡先・質問内容を添えて、こちらのアドレスまでご連絡ください。
modern.satoyama.landscape.pjt@gmail.com

【こんな方におススメ!!】
前提として、このプログラムを通じて一緒に考えたり手を動かしながら、風景への理解を深めたり、関わり合いをもてる人をイメージしています。
・ランドスケープや建築を学んでいたり、興味がある人
・動物のいる暮らしに興味がある人
・(自分が住む地域の)風景にモヤモヤを感じている人
・神山で一緒に風景をつくっていきたい人
・一緒に手を動かし、学んでいける人

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