WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

選択除草を始めてみて

2022/06/22

神先さんが先日紹介されていた選択除草に取り組み始めて2週間ほど経ちました。
今回はこれまでの活動の様子とはじめた感想をまとめてみました。
1日目にレクチャーしていただき実践していることは、

①その日抜く草を一種類決めること
②除草作業をするエリアを決めること
③時間を決めて取り組むこと

です。そして、BeforeとAfterの写真を撮って見比べると達成感を感じられ、モチベーションになるとのことでした。
これまでに抜いた雑草は「カラムシ」と「センダングサ」、「オニノゲシ」です。

①カラムシ

カラムシは敷地内のいたるところに群生していて、10分ほどの短時間の作業でも抜いたあたりの景色がとてもすっきりしました。

Before

After

②センダングサ

センダングサは花が咲くとひっつき虫になるものだそうです。種がついていない状態だとよく似た葉の植物と見分けるのが難しく苦戦しました。

③オニノゲシ

オニノゲシは駐車場に大小たくさん生えています。はじめは大きく分かりやすいものしか見つけられなかったのですが、一つ小さいのを見つけると、目が慣れてどんどんとその周りに群生しているのが見えるようになっていき、宝探しのようでした。

そして、草抜きが終わったらバイオネストに草を持っていき、短く切り刻んでおきます。量が多いと切るのにも時間がかかり、たくさん抜けたなあと達成感があります。

植物の種類に注目しながら作業をしていると、ヨモギや野イチゴなど、そこに生えている別の植物もいくつも見つけました。WEEK神山では宿の敷地周辺で見つけた植物を母屋に飾っています。その時々の季節や雰囲気に合わせたものを選べたらいいなと思っていて、日々の選択除草の時間は私にとってその勉強にもなる時間だと感じました。

ちょうどはじめて数日経ったころ、イン神山で選択除草の記事を書かれている高田さんにお会いしました。鮎喰川コモンでは選択除草を継続して、少しずつ景色が変わってきていると感じるそうです。
WEEK神山ではまだ始めたばかりですが、選択除草で在来のいろんな種類の植物が芽を出せるようなってきたとき、どんな風に風景が変化していくのか、興味深くワクワクします。

2022.06.22 中野

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