WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

1年1か月お世話になりました!

2023/12/28

こんにちは、美波です。
昨年の11月からWEEK神山でお世話になり、早1年と1か月が経ちました。
私はこの年末でWEEK神山を卒業します。

1年とちょっと、ここで働いてみて。
WEEK神山は、お客さんに向けて”暮らすように滞在する”が1つのキーワードになっていますが、
お迎えする私たちスタッフも、”暮らすように働く”ことのできる場所だなと思いました。

そんな風に感じたのは多分、
毎日の仕事のルーティーンをこなしつつ周りの環境を日々整え、
そこに+αで季節を感じたり、人とのつながりを感じたり、
自分が大事にしたいものを考える時間をもちながら、
仕事をすることが多かったからかなあと思います。

 

WEEK神山で働き始めてから、約1年という短い間だったのですが、
自分の中で好きなものが増えたり、こういうものに惹かれる、こういう時間が好きだ、という感覚がはっきりしてきたような気がします。

例えば、料理や絵を描くことが好きになったり、
道を歩いていると石積みが気になったり、
自分の手や体を動かしてものに触れながら作業するときが一番楽しかったり。

もともとインストールされていたのに放置していたアプリを
一つずつ開けていくような感覚に近いです。

特に料理は、神山に来てからとても好きになりました。
もともと料理に対しては苦手意識があり、“つくる”という時間は好きでも、
自分のつくったものを人に食べてもらうなんて、とてもハードルの高いことでした。

でも、WEEKで朝食を担当したり、
仕事以外の時間にご近所さんとの集まりでご飯の用意をしたり、
自分の作ったものを人に食べてもらう機会がぐんと増えたことで、
料理の楽しさって人と繋がれることがとても大きいんだな、と気が付きました。

絵を描くことに関しても、今まで自分の描いたものを人に見てもらったり表に出した経験はあまりなくて、WEEK神山のHPでイラストを担当させてもらえたことで新しい世界が見えて、
絵を描くことが私の中でとても大切なものになりました。

このような機会を頂けたことが本当にありがたく、
神先さんを初め、HPのディレクションをしてくださった安藤さんや、
イラストを見て嬉しい言葉をかけてくださった周りの方々にとても感謝しています。

神先さんには、
脇町と神山の2拠点で生活をしたい、という話を当初から柔軟に受け入れてくださり、不器用で慣れるまで時間がかかる私に対して、
懲りずに言葉をかけてくださったことにとても感謝しています。
また、自分に自信を持つことが不安で、
これでいいんだろうかと自分の中で迷ってしまうときに
「これはいいやん」「これはもっとこうできるんじゃない」と率直な意見をくださる神先さんの言葉に励まされる日々でした。

そして、WEEK神山で働き始めたことをきっかけに
下宿させていただいている岩丸さんにとてもお世話になり、
神山に住む個性豊かな方々とおしゃべりし、一緒にご飯を食べ、
遠く離れたところから来てくださったお客さんと繋がりができ、
一緒に仕事をする同年代の仲間やインターンとして来ていた子と仲良くなりました。
これからも関係性を築いて大切にしたいと思える方々と出会えたことが心から嬉しいです。

関わってくださった皆様、とても大事な時間を過ごさせていただきありがとうございました。

WEEK神山からは離れますが、神山でもうしばらく暮らすつもりなので
神山の皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

とっても豊かな1年1か月でした!

12月28日 美波

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