WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

はじめまして、吉永です!

2024/02/25

はじめまして、吉永ゆかりです。

今年の1月からWEEKでキッチン担当としてはたらき始めました。今は朝ごはん当番から仕事を覚えているところです。今回はWEEKにやってくるまでのことなど、自己紹介をさせていただければと思います。

出身は福岡県の田んぼの村で、学生時代まで福岡で過ごしました。前職は素材メーカーではたらいていて、福島、東京で勤務しました。初めて神山とWEEKを訪れたのは去年の4月。6月に5日間インターンをさせてもらい、12月末に徳島にやってきました。WEEKではたらいてみたいと思ったのは、インターンでの新鮮な体感や、行動次第で興味のある分野とそこに関わる人たちとダイレクトにつながっていく感覚があって、自分がもくもくと広がっていくようなイメージが持てたからです。

実家の側の一番好きな景色。山と川と田んぼがあって、なんだか徳島の景色と重なります。

 

◇これまでのこと
前職では、化学工業界で使われる素材の技術営業をしていました。元々研究職で入社したのですが、途中から営業に異動して。自分が営業になるとは夢にも思っていませんでしたが、お客さんの話を直接聴き、技術や工場の方々と協力しながらお互いの技術を結びつけて、世の中になかったものを一緒につくっていく仕事はとてもやりがいのあるものでした。生活にも身近な工業製品に幅広く関わる素材だからこそ、世の中のダイナミックな消費動向や最先端のものづくりにも連動するおもしろさを感じる一方で、業界的なものづくりのスケール感や消費スタイル、過度な便利さや継続的な拡大を追求する方向性に、何となく価値観のずれや閉塞感を感じ始めてもいました。(そこでの経験や温かな人間関係には本当に感謝しています!)

東京での仕事のひとコマ。目から受け取るものが全然違うなあと改めて感じます。

 

そんな中でコロナになったんです。一時は出張自粛で会社にすら行けず、人に会えない時間がありました。半ば強制的に暮らしと自分と向き合う時間ができたとき、それまで仕事の後ろに隠れていた「暮らし」が顔を出して、その中で自分が大事にしたいと思う軸やその重心のようなものが立ち現れてきたような気がします。
便利で効率的なものを消費するよりも、温かなうつくしいものを愛着を持ってつかっていくこと。海外と画面OFFのリモート会議でつなぐコミュニケーションよりも、顔のみえる関係を深めていくこと。衣食住の暮らしを外注するばかりでなく、もっと根っこのところを学んで少しでも自分でつくり育てていくこと。

こういった価値観を仕事と暮らしで分けることもできるのかもしれないけれど、気づいてしまったらそのままではいられなくて、自分がより大事だと思う方へものや人との関わり方を変えていきたいと思いました。
コロナ禍でできた時間で、仕事とは関係なくその時々の興味に触れていく中で、西村佳哲さんの著書「自分の仕事をつくる」をきっかけに知った神山町、アーユルヴェーダの食養生体験から湧いてきた食を通して健やかさや人とのつながりを考えていくことへの関心、出会った人たちのことば、色々な出来事や真に受けてやってみたことがつながって、いまに至ります。

 

◇WEEKでのインターンについて
インターンで印象的だったのは、初日に憶えた時間感覚でした。インターン初日、私はバスを乗り間違えて鳴門方面まで行ってしまい(笑)、バスを乗り継ぎWEEKに着いたのは15時頃でした。ちょうど翌日の朝ごはんの仕込みが始まるところで、農家さんから届いたばかりのヤングコーンの皮むきをしました。神先さんの「コーンのひげ根って実の数と同じだけあるんですよ」という話を聴きながら、普段の東京でスーツを着てパソコンをカタカタ打っている時間と並行して、全く別のはたらく時間が流れていることを体感として認識したんです。(今もWEEK側の時間の流れにいることがまだ少し不思議で、そんな感覚の只中にいます。)

短い期間でしたが、WEEKや神山ならではのイベントの多い週で、お客さんや町の方々、ご友人たちと色んな人が訪れてきてはフラットに混じり合う空間にわくわくしました。旅人が通り過ぎていくような一過性のものではなく、これまで積み重なってきた時間や温かみ、やってくる人とまたどこかで会えるような気配を感じる場所だなと思いました。神先さんやWEEKが大事にしていること、今後やってみたいことと自分の軸が交わるような気がしたんです。

 

ありがたいことにたくさんの方々に背中を押してもらいスタートした新生活、自分にとっては色んな挑戦や実験の始まりでもあります。自分が大事にしたいこととはたらくことを意志をもって重ねていくこと、結果として暮らしとはたらくことがぐっと近づくこと、はたらくことを通してのお金とお金じゃないものの捉え方。これまでと違う場所やフィールドで自分を知り、人や自然とつながっていくこと。これから自分にどういう変化があるのかも楽しみです。

長くなりましたが、今回はこのあたりで。これからみなさんと色々お話できると嬉しいです。研修としてSTUDY WEEKのイベントのレシピを考えてつくります。試行錯誤しながらですが、ぜひ食べにきてください!どうぞよろしくお願いします。

 

宿泊予約