WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

3年間、ありがとうございました。

2025/09/12

こんにちは!

WEEKスタッフのユイナです。

8月末でWEEKを卒業しました。

この場を借りてWEEKを通じてお会いしたみなさまへご挨拶させていただきたいなと思い、ブログを書きます。

WEEKへ来たのは2022年の初夏、それまで東京で働いていましたが、県外に出るまでのわたしには見えていなかった地元・徳島の自然やコミュニティの豊かさに気づき始めて徳島で暮らしたいと思いUターン、そこからWEEKで3年とすこしの期間、働かせていただきました。

日々の業務は接客、掃除、予約管理などのフロント業務、夕朝食時の盛り付けや提供などから始まり、次第に簡単な仕込み、発注、シフト管理など幅広くしていました。

WEEKの来てくださるお客さんとの距離が近く、お客さん対スタッフという関係性を超えたコミュニケーションができる空気感は、とても心地よかったです。

例えば、朝ごはんやチェックインのときの会話の中でお客さんとの関係が深まり、町内を車を走らせ案内したり、まちの人をご紹介することもありました。

反対に、私の最近気になっているトピックなどに対して、こんなのあるよ〜とお客さんから紹介してもらうこともたくさん。

よく来てくださるお客さんも多く、「おかえりなさい」、「ただいま」から会話がはじまるときは、宿の持つ、人とのあたたかいつながりを感じる瞬間でもありました。

宿の基本のしごと以外の部分では、2023年にスタートしたオープンデータは、神先さんのアイデアではじまりました。

宿にどのような人が訪れているのかを数値化し、公開しています。

地域の入り口としての役割ももつ宿の特性を活かして、データをとることで、まちにどんな人が出入りしているのか、なにが起きているのか知ることができたり、宿の運営やいつかは地域全体でデータ活用できるのでははないかという取組みです。

手作業での集計は地道でとっても根気がいり、よく挫折しましたが、データを通じてものごとを見る力を少なからず養えたのではないかなと思っています。

2年続けたこの取り組みは、赤石さんと井上くんが引き継いでくれました。

ぜひ、今後もご注目ください!

 

 

また、今年の夏には友人と一緒に宿を間借りした喫茶イベントもさせてもらいました。

旅行中に出会い、スペシャルティコーヒーの美味しさを教えてくれたバリスタであり友人のしょうたさんに宿に来てもらって、1日限定喫茶とドリップセミナーを企画しました。

自分の素晴らしいと思っているバリスタと美味しいコーヒーをまちの身近な人たちに紹介でき、みなさんがおもしろがって楽しんでもらえたことに、とても心を動かされました。

反省点もたくさんありましたが、じぶんのできることや関係性でひとに喜んでもらえる時間をつくるよろこびをこの場を借りて体験させていただきました。

WEEKという場所を通じて、徳島での生活のなかにこれまで知らなかった、おもしろい生き方をしている人たちや、たのしい場所、時間の過ごし方があることを知りました。そして、世代もバックグラウンドも多様で刺激的な仲間も得ました。

職場であると同時に、日々を豊かにしてくれる場所だったなあと思います。

WEEKは訪れるゲストや、インターンだけでなく、関わるスタッフにとっても、多くの学びと出会いをもたらしてくれる場所です。

先日、卒業ごはん会もひらいてもらいました。

来てくださったみなさん、ありがとうございました〜!!

ゲストのみなさん、地域のみなさん、本当にありがとうございました。

これからも徳島にいますので、またどこかでお会いできることを楽しみにしています!

そして、これからもWEEK神山がみんなにとって心地よく、そして新しい出会いを生む場所であり続けることを願っています。

 

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