WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

【WEEKインターン】わたしの生き方を見つめる

2022/09/08

初めまして、東京の大学から来ました、あづきと言います。
神山でお会いした方、こんにちは。

私は 8/26-9/5まで神山で、その初めの1週間をWEEKのインターン生として過ごしました。

神山を知ったのはつい最近。
7月に大埜地集合住宅を知り、本で神山について調べ出したのがきっかけです。

大学3年生の夏休みを前にして、気になるところに行けるのは最後かもしれないし、研究室の活動が始まる前に何が本当にしたいのかを見つけたいと思いました。まだ泊まるところもすることも決まってなかったけど、本で調べ始めた時点で、行くことに決めました。

そこに行こう、と決めたら少なくとも1週間滞在することにしています。その「拠点」を探しているときにWEEKを見つけました。清掃などをしたら、泊まれる・自炊の食材も使って◎でした。また、夜に住民と宿泊客との交流もあるというWEEKであれば地域の人と関わる機会が多いのでは、と漠然と考えていました。

神山で知りたいこととして、初めは集合住宅のエネルギー循環やビオトープを見れたら、と思っていたのですが、神先さんとやり取りを重ねる内に、つなぐ公社のプロジェクトのことも気になりました。そこで、神先さんに神山つなぐ公社の方に繋いでもらいました。

行く前に決まっていたことは、WEEKに泊まること、つなぐ公社の方に話を聞くことのみです。実際に、鮎喰川コモンや住宅周りの設備を見せていただいたり、コモンハウスに関わる話を聞くことができました。

しかし、他はその日その場で生まれたことを楽しみました。岩丸さん家で夕食を食べたり、バイトのにこちゃんが高校に行くのについて行ったり、川やすだち取りに行ったり。WEEKのお客さんと学んでいることに関して話したり、神先さんがかまパンに行くのについて行ったり。

正直、初めに「色んなことを得よう」と考えていた時の目的は達成できてないかもしれません。自分でアポを取って、自ら行動したわけではないから。でも、ふっと思ったのは、まだ自分が知りたいこと、好きなことがはっきりしていなかったのかも、ということ。今回は、そもそも自分が何を好きなのか、何を大切にしたいのかに向き合うきっかけになりました。

WEEKで、神山で、これからの自分の生き方や選択について感じたり、ヒントを得ました。まだ、自分が何を大切にしたいのか、自分軸は何かはっきりはわからないけれど、色んな人の生き方、みんなの生き生きとした姿を生で見て、どんな道を選択しても自分の好きなことを大切にしようと思いました。

神山は、子どもも大人も”挑戦しやすい場所”です。「面白そう、やってみよう」とすぐ行動している大人が周りにいたり、相談したら「やってみたらええんちゃう」「こんなのがあるよ」とふんわりサポートしてくれる環境があります。

挑戦とは違いますが、「川で飛び込みしたい」と言ったときは、「危ない」ではなく、「ここなら水が綺麗」「ここなら安全だよ」とポイントを教えてくれました。ご飯を作るなど日常のささいな場面から、「自分でやってみたら」という空気があります。その雰囲気があることで、大人になっても、誰かが挑戦したいときに、自然に支え合うことができるのだと思います。

神山で出会ったひとりひとりの顔が思い浮かびます。当たり前のように迎えてくれて、特別扱いせず、でも気にかけてくれました。挑戦したいことがあっても、特に目的がなくても、ここにはいつでも帰ろうと思える。神山で感じたことを胸に染みつけたままにするために、また帰ってきます。

あづき

special thanks,
神先さん、ユイナさん、にこちゃん、森本さん、ともみさん、まささん、のむさん、岩丸さん、みお、おんちゃん、おでぃさん、まゆみさん、ゆうこさん、なおこさん、裕之さん、たけと、小川さん、たきたさん、きょうこさん、球さん、真央さん、みきこさんその他出会った方々

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