WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

【WEEKインターン】はるまきくんインタビュー

2024/09/26

みなさん、こんにちは。
今日は6月から長期でインターン中のハルマキくんにインタビューしました。(9月30日に神山を出発予定)

〇まずは自己紹介をお願いします。
小出陽瑛(こいではるあき)です。この春、中学を卒業した15歳です。高校にいくことがピンと来なくて、家で取り寄せていた高知のポンカン農家の方のところへ働きに行こうとしましたが、タイミングが合わず、それでも長野に帰りたくなくて、母親の知り合いのいる神山に来ることになりました。趣味はスポーツ全般、目が悪いのでバトミントンはできません。自転車に乗ることや写真や動画編集も好きです。中3のころは廃校活用のプロジェクトや木の自転車づくりなどに興味を持ち活動したがどれも不完全に終わりました。ただその過程で、自分が見た場面を切り取りたくて始めた写真で、周りからいいじゃんという反応をもらい、より写真に興味を持つようになりました。

〇ここに来たきっかけは?
母親の知り合いがいたから。周りの大人たちも楽しそうな人が多そうだったので置いていかれました。

〇神山生活はどうですか?
すれ違う人やお店で会う人たちがやさしくて話しかけてくれたり、あったかいなと思っています。普通に過ごしていても顔見知りが増えていく。田舎だけど子ども(小学校から中学校)が多く、また活動的な子が多い。大人は声をかけてくれる人が多い。すれ違うだけであいさつが普通に交わされ、話しかけやすい空気感がある。

〇仕事で学べたことはありますか?
モジャハウスでは、お客さんとの関りが濃かった。WEEKは宿に関わる人たちとの交流が濃かった。コミュニケーションの大切さを学んだ。町全体が1つのコミュニティ感があり、その根底にあるのが日ごろのコミュニケーションなのかなと思った。

〇ここでの暮らしで楽しいこと、苦手なことは?
苦手なことというのは意識の問題で、はじめは少し面食らうところもあったがやっていくうちに慣れていった。壁を波板でdiyで直す工程が楽しかったし達成感があった。子どもたちと遊ぶのが楽しかった。遊びをつくるところからやるのも楽しい。

〇次はどこへ行くのですか?
次は北海道の浦幌へ行きます。ケドさんの紹介で興味を持ち、北海道に知り合いが何人かいたということもありつないでもらいました。違う自分を見つけられたらいいなと思います。

〇お世話になった人たちへ
これからも楽しくやっていくので心の中で思っていてください。

〇インタビュアー(神先)より
約4か月、親戚のおじさん的な立ち位置で彼を見てきました。WEEKの前にも何か所か滞在場所を経てきてるので、神山暮らしの感覚をつかんでいたのか、自然に過ごしていたと思います。あまり歳を意識せずに接していました。おそらく神山にずっといるではなく、いろんなところを転々としていくんだろうなと思っていたので、次の滞在拠点(北海道浦幌町)と繋がれてほっとしています。ひょうひょうとしながらこどもらしさもあり、これからいろんなことを体験していくのでしょう。高校に行かないけど、なんとなく社会の中で自分の立ち位置をさまよえるというのが今の時代っぽいし、それを許容できる神山も素敵だなと思いました。

9/21 神先

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