WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

【STUDY WEEK】神山塾3期生nightのお知らせと岩瀬崇書展「ことばを描く/書く」について

2024/09/02

みなさん、こんにちは。滞在の長かった台風10号が過ぎ去り、暑さも少し落ち着いてきた神山です。
今回は9月の【STUDY WEEK】のお知らせです!
※STUDY WEEKについては、こちらをご参考に
【STUDY WEEK】神山塾ナイトのお知らせ 

第9回目の今月は神山塾で同期だった岩瀬崇君の書展を宿で開催することになったので、それにちなみ『神山塾3期生night』をします。
岩瀬君は岐阜の石徹白というところで宿をやりながら書の活動をしている青年です。彼のこれまでの活動を聞きながら、おそらく3期生含め、塾生OBたちが集まるので、一緒になってわいわいする会となりそうです。
※基本的に町内の方向けのプログラムです。視察レクチャーのようなものではありません、予めご了承ください。

【STUDY WEEK】
〇神山塾3期生ナイト
メインゲスト 書道家 岩瀬 崇さん
日時 9月27日(金) 19時~21時ごろ
場所 WEEK神山の母屋 (神山町下分地野57)
料金 夜ごはん代 1,000円
【要予約】 ドリンクは別途(キャッシュオン)
予約先 WEEKのお問い合わせフォームおよび、お電話にて。もしくは神先に直接ご連絡ください。
定員 15名くらいまで

【岩瀬崇書展「ことばを描く/書く」】について

岩瀬君が徳島に来る本題がこの書展です。27日は設営~展示、夜はイベント。28日は1日在廊するので何かカフェのようなことをやろうと思っています。ぜひ本人をご存じの方は会いに遊びに来てください。
①一般向け公開日
9月27日(金)・28日(土)・29日(日)
10:00~19:00(※27日のみ15:00~19:00)
作家在廊予定日:9月27日(金)・28日(土)

②宿泊者限定公開日
10月2日(水)~31日(木)
※WEEK神山のご宿泊様限定で展示が御覧いただけます。
※月・火曜定休
会場:WEEK神山(宿泊施設)

以下、岩瀬君の書展の案内文です。

わたしはこれまで、自作詩をつくりそれを書にすることで、「ことば=言語をこえたもの」が紙面に定着しないものかと、あくせくしてきました。しかしある時そもそも「文字」それ自体が、なんとかしてこの世界に「ことば=言語をこえたもの」を刻み込もうと人類があくせくしているなかで、あるいはそうした行為から派生して、生まれてきたものなのではないかという考えにいきつきました。意図せぬ時に、自らの身体に深く刻み込まれた何かや誰かの痕跡。それらをなんとかして他者と分かち合うことはできないものかと、あれこれ試行錯誤しているなかで、もしかしたら「文字」は生まれたのではないか。そう考えてみると、原初的な文字を「書く」行為には、何かを「描く」という要素が含まれていたのではないかという考えに行きつきます。その観点から見ると、いまだ象形性を残す漢字というのは非常に興味深い。本展ではそうした「文字」の根源を自分なりに見つめながら、漢字一字を「書く/描く」ことを通して、「ことば=言語をこえたもの」を紙面に定着させることを試みています。是非ご高覧いただければ幸いです。
岩瀬崇(いわせたかし)/岐阜県出身/書家
言語を超えたものを刻印する行為として「書」を捉え、これまで自作詩を題材とした書作品を制作してきた。現在は原初的な書く=描く行為としての「一字書」の可能性を制作実践を通して探究している。著書に『ことばの共同体』『ことばの途上』『詩と共生』などがある。

ぜひみなさんのお越しをお待ちしております!

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