【川づくり】鮎喰川サイクリング
2023/04/15
みなさん、こんにちは。
少し時間が経ちましたが、今回は3月後半に鮎喰川の河口まで瀧先生たちとサイクリングした時の記録を書いていきます。当日は自転車でゆっくりと鮎喰川沿いを走り、時折、地形や人口的な造形物の成り立ちを瀧先生に解説してもらいながら、終着点の鮎喰川と吉野川の合流地点を目指しました。時期的に桜が満開、当日は気持ちの良い気候でした。(スタートは宿からです)
一口に鮎喰川といってもいろんな支流があり、それが合流して川となり海につながっているんだなーということを走りながら感じていました。
コンクリートの護岸。生物の生息域が少なくなるようです。
防備林。そういえば川沿いの竹林はよく見る光景です。水害対策として堤防の機能があるそう。
アーチした橋。アーチしているので橋の厚みがそこまでなくても強度が強いみたいです。
木の生え際をみると土砂崩れの危険度合いがわかるそう。まっすぐ生えてると固いみたいですが、L字のように生えてると危ないみたいです。
ここ行けるかもーといった道。結局引き返すことになりました。自転車でひたすら登りだけはつらいです。。引き返すのは下りなので一瞬!!
迷ったときに見つけた神社。こういうのが楽しみでもあります。
自然のアーチ型のバーブ工。石積みでも作れるみたいです。WEEKでもできるんじゃないかと提案を受けました。
ほんとにいい天気でした。橋から見る川の眺めはどこも表情が違い良かったです。
昔の橋が崩壊し、そのいくつかの大きな塊が置き石となり、流れが速いところ、遅いところ、水深が深いところ、浅いところ、と変化を生むそうです。川における橋の役割の話も面白かったです。
2-7のシャツ。僕以外みんな着てました。
大きな石があることで護岸が守られるようです。風景に1つ1つ理由があることをしるとみてる視点が拡がります。
大きな石が溜まり塊になると川の形が変化します。
途中、目的の川床穴あき堰提を発見し、お昼ご飯もかねて下まで降りていきました。
なかなかの道のりでしたが、今日はこれを近くで見ることにゴール設定を変えたことでまじかで見ることができました。
水面ぎりぎりのスマホリレーは見てるこっちがヒヤヒヤしていました。よくやるなーと。。。
謎の洞窟も。子どもの頃よくこんなところ探検してたなー。
この時点で距離でいくと全体の約1/5。秋山さんとはここでサヨナラし、瀧先生とやっちゃんとゴールの鮎喰川起点を目指します。
終わりの時間を気にし始めてペースを上げています。
沈下橋。
3回積み増しされている石積み。高い!
今回はきたいさんにブロンプトンを借りて参加しました。よく頑張ってくれました!
スライドして流れの道が切り替わっています。長い時間をかけてこれが繋がり川の形になるそうです。
このあたりでさらにペースを上げています。必死にペダルを漕ぎます。。。
市内の沈下橋から見た絵。この橋は車の交通量が多かったです。少し磯の香りが漂っていました。途中やっちゃんのタイムリミットがきたため、瀧先生とゴールを目指します。
鮎喰川と吉野川の間にある旧吉野川の堰。
ゴールが迫ってきました。
旧吉野川と鮎喰川の合流地点。
この先が鮎喰川と吉野川の合流地点です。
起点に到着。ここから鮎喰川が始まります。旅の終わり感があり、疲労と達成感とで、近い日常でこんな感覚を味わえるんだなーと思いました。
吉野川と鮎喰川の合流地点まで歩いていきます。
土と土のレイヤーになっているところ。面白い風景です。
たぶん吉野川と鮎喰川の狭間。大きな川と川との合流地点は海みたいです。
頑張って走ってくれた折りたたみ自転車たち。お疲れさまでした。
川と地形の解説を聞きながらとても学びの多い1日でした。瀧先生、やっちゃん、秋山さん、ありがとうございました。何となく見ていた川の風景は、川と地域が密接につながりできてきた景色という事を知り、見る視点がすごく拡がりました。体を動かし、自分の目で見て感じることが改めて大事ですね。いろいろ教えてもらえたので、1つ1つできることを試していきたいと思います。
2023.4.15 神先
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