【滞在型プログラム】ことばの遠足のご案内
2025/01/17
「ことばの遠足」のお誘い
2月25-27日に滞在型ワークショップ「ことばの遠足」をはじめます。2泊3日のナビゲートは、聞き手の大越はじめくん。日本仕事百貨で働いていた彼と知り合ったのは10年前。2024年11月に再会して、ぼくが滞在型ワークショップをしたいと話したところ、こんなメッセージが届いた。
「人のことばって、水に似てない?
水量の多い人も、少ない人もいて
流れの早い人も、ゆっくりな人もいる。
借りものを流す人も、水源をもつ人もいて
なかなか川底が見えない人も、澄みきった人もいる。
わたしのことばは、どんなふう?」
春の足音が聞こえだす2月の終わり。鮎喰川に臨むWEEK神山で、第0回目をごいっしょしませんか。
【聞き手より】
はじめまして、大越はじめです。最初に自己紹介をします。地元東京をはなれて、2017年に奈良へ。住みびらきをつうじて出会った10代・20代と編集舎を営んでいます。つくるものは冊子、Web、マルシェなど。どんな制作も「聞く」ことからはじまるので、聞き手を名乗っています。もともとカウンセラー(臨床心理士)になろうと思っていた。
【ことばの遠足のこと】
企画書、レポート、論文、報告書、てがみ。会議、プレゼン、おはなし。仕事で、学校で、暮らしで、日々話し書くことば。それぞれに様式やお作法があって。「ことばは誰のもの?」そんな問いから、ことばの遠足ははじまります。
プログラムはコンパクトに。できるだけ一人ひとりが、自分のことばを話し書いてみる2泊3日はどうでしょう?ぼくも聞きます。参加者同士、ききあう時間ももてたら。冬ですから、うとうとしにくる人もどうぞ。目がさめたら、話しましょう。
神先くんはいい人です、神山はいいところです。せっかくの遠足です。WEEKで、川で、山で、話しましょう。
【内容】
〇日時 2月25日~27日
〇宿泊 WEEK神山 徳島県名西郡神山町下分字地野57
〇食事 1日2食付 10時と17時
〇定員 最大6名
【行程】大まかな行程です。よりみち歓迎、脱線上等。できるだけ臨機応変に過ごせたら。
2月25日 体をほぐす日
WEEK神山にて午後集合。はじめに1時間ほど周辺散策したのち、雨乞いの滝へ。眠る前にノートを製本します。一人一冊、自分だけのノートをつくります。
2月26日 ことばを出す日
「聞くー話す」とき、何が起きている?インタビューのミニワークをします。その後はWEEKで、水辺で、山道で、話しましょう。ごはんは、みんなでつくります。
2月27日 手紙を書く日
3日間どうだった?ノートに手紙を書きます。よかったら、感想もことばにしましょう。午後、WEEK神山にて解散しましょう。いえに帰るまでが遠足です。
*空室がある場合、そのまま延長滞在もできます(別料金)。
【参加費用】
33,000円(税込)※今回はお試しプログラムのためこの価格です。
・参加費には宿泊・食事代、プログラム参加代を含みます。
・3日間は、みんなでごはんをつくって食べませんか。
・一人一部屋です。
【持ちもの】
・あなたがふだん飲んでいる水
ペットボトルで持ってきてほしいです。お茶を淹れるワークをします。
・歩きやすい靴
雨乞いの滝へ向かうので、スニーカーなどがよさそうです。
・ペン
1日15分間、思いつくままノートにことばを書く時間があります。
【応募フォーム】
応募はWEEK神山のHPの問い合わせフォームよりお願いします。問い合わせ内容のところに『ことばの遠足』参加と参加理由をかいてお送りください。2025年2月21日(金)締切です。定員に達し次第、締め切らせていただきます。
【こんな人にどう?】
・わたしのことばを話してみたい人
・わたしをひとりじめしてみたい人
・手紙を書いたり、話しをしたい人
・わからないけれども気になった人
【むすびに】
先週、神山に雪が降って、僕の集落の山水が凍り、5日間断水のなか過ごしていました。神山に住んでいると、なにかと水の大切さを実感することが多いです。今回はじめくんと「水とことばって似てるね」という話をして「ことばの遠足」が生まれました。よかったら、水とことばについていっしょに話しませんか。
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