WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

2022梅しごとと自己紹介

2022/06/10

はじめまして!ゆいなです。
6月からWEEKのスタッフとして働くことになりました。week神山の梅しごと報告と共に私の自己紹介をさせていただきます。すこしお付き合いいただければ幸いです。

【自己紹介】
神山町の隣町の石井町出身で、大学進学をきっかけに県外に移りました。大学4年間は福岡で過ごし、その後約2年東京で国際線のグランドスタッフとして働いていました。グランドスタッフとは、イメージしやすいものでいうと、空港で飛行機に乗るお客さまのチェックイン手続きをしたり、搭乗口でご搭乗案内のアナウンスをしたりする仕事です。グランドスタッフになった理由は、もともと旅行や飛行機が好きだったことと、学生時代のビジネスホテルのフロントスタッフとしてのアルバイトで、バックグラウンドの異なる多くの人に出会い、感謝されたり喜んでもらえる仕事の魅力を感じたことから、もっとたくさんの人が行きかう場所である空港で働いてみたいと思ったことです。旅行や出張、海外駐在などで世界中に飛び立つお客さまとお話しすることはとても刺激的でワクワクしました。一方で、コロナ禍で始まった社会人生活、東京での暮らしを通じて、自然があり季節を感じられる場所で暮らしたい、家族や身近な人との時間も大切にしたいと思い、今年6月に徳島にUターンしてきました。

【なぜ神山?】
地元に戻るのであれば、学生時代までの友人関係だけでなく新しい人との繋がりを作り、また経験や興味関心を活かしていけたらと思い、WEEK神山にたどりつきました。そして、実際にここで仕事をする中で、すでにたくさんの方と出会う機会がありました。一番印象的だったのは、かま屋にお昼ご飯を食べに行ったとき。かま屋の外の席に座っていると、次々と神先さんのお知り合いがお店に昼食にいらっしゃっていました。みなさん、神山でのお仕事やこれから進んでいく様々なプロジェクトのお話しをされていました。みなさんがどんなことをしているのか、どうして神山に来たのかなど、これからお会いする機会にもっともっとお話しを伺ってみたいです。

【人生初の梅しごと】
梅干しも梅シロップも祖父母が漬けたものが家にあるのが当たり前、そんな環境で育ったものの、梅しごとを実際に行うのは初めての経験でした。
使用した梅はいつもWEEKで清掃をしてくださっている森本さんが持ってきてくださったもの。

一粒づつ丁寧に梅を洗い、へたを取り除きます。そして熱湯殺菌した瓶に梅酒や梅シロップを漬けました。

梅酒は瓶の中に梅の実と氷砂糖を交互に入れ、最後にホワイトリカーを、梅シロップは梅の実と2種類の砂糖を交互に入れると、見覚えのある梅シロップと梅酒の瓶の完成です。大体3か月~半年くらいで飲める状態になるそうです。

お世話になっている方から頂いた梅で1年に1回の梅しごとをし、できあがったらWEEKに訪れる方に提供される。まだまだ新参者の稚拙なイメージではありますが、何気なくその場にあるもの一つひとつにも人と人との繋がりやストーリがあることが、なんだか神山らしく、WEEKらしいのかなあとも感じました。
WEEKが町の出会いの出会いのハブであるよう、私もWEEKのスタッフという仕事をきっかけとして頂くたくさんの方との出会いを大切にしたいです。そして宿を訪れる人にとって素敵な出会いのきっかけになれればと思います。どうぞよろしくお願いします!
夏を越えたころ、今回漬けた梅のドリンクやお酒をみなさんに飲んでいただくことができる日が今から楽しみです!

2022.06.10 中野

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