町民町内バスツアーに参加しました。
2023/02/25
みなさま、こんにちは。
2月21日、「町民町内バスツアー」にWEEKのスタッフで参加してきました。
「町民町内バスツアー」は、神山つなぐ公社と神山町役場が主催で、普段は町民の方向けに開催されているツアーです。今回は、町内の事業者向けのツアー開催で、私たちも参加することができました。
9時から15時過ぎまでのほぼ1日かけてめぐるツアー。行先はこんな感じ。
・つなぐ農園
・神山まるごと高専(@コンプレックス)
~昼食 @秀之家~
・神山椎茸生産販売協同組合
・ほんのひろば(@改善センター)
まず改善センターで、参加者同士での自己紹介や、なぜこの町民町内バスツアーが企画されているかなどの背景を聞きました。
バスに乗り込み、初めに向かったのは、フートハブの「つなぐ農園」。
WEEKチームからリクエストさせてもらい、なんと案内していただきました。ありがとうございます!
フードハブのお野菜は宿の食事にも使っています。この畑で作られているのか!こんなに綺麗に丁寧に作られてるのか!と目で見る。
フードハブはなんで生まれたの?、つなぐ農園って個人の農家さんとどう違うの?、お野菜を作ってる方達ってどんな人?など、直接お話を聞く。
いつも宿で提供し、自分自身も食べているお野菜の背景を知ることができました。
次は、「神山まるごと高専」。
春から来る学生たちのこと、開校したらどんな学校になるのか、町でどんな交流が生まれそうかなど、お話を聞きながら、楽しみになりました。
昼食をいただいたのは、「秀之家」。
ふきのとうやキウイなど、町の食材も入れました、とお食事の紹介をしてもらいました。お母さんのおもてなしがとっても素敵で温かいです。
ここでご飯を食べながら、参加者同士のお話をしてお互いを知ることができました。ツアーの時間が進むなかで、参加者同士の繋がりが広がっていくことも、今回のツアーの良かったところです。
昼食後に向かったのは、「神山椎茸生産販売協同組合」。
道中の山道は、山頂に向かって続く細い一本道で、山の上にあんなに大きな工場があったなんてと驚きました。ここでは、100人ほどの従業員さんがいるそう。またさらに驚きました。
椎茸の試食もさせていただきました。とってもとってもおいしかった!
組合の代表の神原さんが案内をしてくださり、取組みの話を聞き、試食をして、菌床や袋詰めを見学し、お土産をいただき、盛りだくさんの30分間。
菌床を割ってみたり、においをかいでみたり。菌が全体にいきわたってポップコーンのような断面です。菌床は、お米のような糠のような、なんだか甘い香りがしました。
私たちを歓迎してくださり、喜んでほしいという気持ちがとっても伝わってくる時間で、とても嬉しい気持ちになりました。
最後は、改善センターに戻り、「ほんのひろば」を見学。
ほんのひろばは、神山に図書館がないというところから始まった活動だそうです。個人的には、神山はほんのひろばも、鮎喰川コモンもあって、日常でも本が好きな方が多く、おすすめの本など話すことも多い印象を持ていたので、活動をはじめた経緯は意外なものでした。
まだまだまちのことは、聞いた話ベースの知識が多いのですが、自分で足を運び、自分の目で見て、耳で聞いて、体験することこそが、知ることだなあと改めて感じるツアーでした。体験することは、心を動かされることもあり、単純にやっぱり楽しい!
日ごろは、お客さんを迎えたり、視察や見学の受け入れ側になることが多いですが、反対の受け入れられる側、参加者になることで、ウェルカムしてもらえると嬉しいなとか、1カ所30分ってあっという間だなとか、こんな雰囲気だと会話が生まれやすいな〜とか学びもありました。
良い1日でした。
ありがとうございました!
中野
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