WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

お魚サイコロをつくっています

2023/09/04

こんにちは、美波です。

8月は夏休みや阿波踊りということもあり、
ありがたいことにお部屋が満室の状態が続いておりました。

 

毎日お部屋の掃除がたくさんあったので忙しなく動いていましたが、
夏休み中の高校生がアルバイトに来てくれたこともあり、非常に助かりました。

 

そんな中、私は何をしていたかというと、
掃除が終わった後ひたすら魚の絵を描いていました。
なぜ魚の絵かというと、、、

神先さんたちが沖縄へ研修旅行へ行ったときに
宿のお土産として琉球の魚ポスターを買ってきてくださったところから始まります。

このポスターはもともと紅型という沖縄の伝統的な染め方でつくられた染め物をスキャンしてポスターにしているものです。沖縄に生息する色とりどりの魚たちの表情や模様が個性的で、見ているだけで楽しくなります。

琉球の魚だけでなく、琉球の鳥バージョンもあります。
これをWEEKの母屋に貼ってみんなでいいね~と眺めていました。

すると、
琉球の魚ならぬ“神山の魚”、“神山の鳥”もつくれるんじゃない
と神先さんの一言。

それは面白い!つくりたい!とみんなで盛り上がり、私が絵を描くことになりました。

そしてまた一転。
なぜ魚のポスターから魚のサイコロをつくっているかというと、、、

そこに箱があったからです。

魚のポスターをつくろう!という話から1週間後くらいしたある日、
上八万町にある民藝店「をちこち」さんからグラスが届きました。

         

これは、デザイナー深澤直人氏が手掛ける台湾ガラスのブランド「TG」のグラスで、神先さんがをちこちさんで注文したものがどっさりと届きました。
ガラスは薄く繊細で、くびれの曲線がなんともいえなく美しいTGのグラスがWEEKに仲間入りしました。

この美しいグラスが入っていた箱、これも丈夫で、良い箱で、捨てるのにはもったいない、と

そこで、再び神先さんの一言。
何かに使えるんじゃない。魚の絵を貼ってサイコロにしたら

ということで、魚サイコロをつくるに至りました。

 

神先さんにWEEKの前の鮎喰川に生息する魚を教えてもらい、
(できるだけ)毎日1匹ずつお魚を描いていきました。

今描いているのは、
カワムツ
オオヨシノボリ
カワヨシノボリ
シマドジョウ
アユ
オイカワです。

正直、私は全く魚に詳しくなくて、初めて聞く名前もたくさんありました。

WEEKにある水槽で泳いでいるお魚たちもいるので、じーっと観察したり、
お魚図鑑を見たり、ネットでいろんな情報を拾ったり。

そのうちにだんだんと見分けがついてきて、
同じ種類でも個体差によって色や模様がちがうんだな、とか
眠そうな目の魚、ぷっくりした唇の魚、模様の変わる美しい魚、など
見れば見るほど引き込まれていきました。

しかし一体、サイコロを何に使うんだろう?
と思われる方もいると思いますが、実はさらに新しい構想があるのです。
このサイコロを使って、より楽しく、かつ勉強になるような面白いものをみんなで制作中です。
ぜひ、次の展開にご期待ください!

9月4日 美波

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