WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

WEEKで働く2日間

2024/01/11

あけましておめでとうございます。亜央唯です。

今日は私のWEEKで働く2日間を書くことにします。

水曜日は主に1週間で使う野菜の仕込み。
木曜日は朝ご飯を準備して、その後客室や母屋の掃除という流れがほとんどです。

出勤するといつもWEEKのキッチンにはやさいのちえちゃん、今津農園さん、オロノノの松本さんたちから届いた色とりどりの野菜がどっさり置かれています。ニュースや気温、山の色で季節の変化に気づくことが多いですが、野菜で季節の移ろいを感じられることは贅沢だなぁと思います。

実際、旬の野菜は
・栄養価が高い
・適した時季に作られるので味が濃くて風味が高い
・季節ごとの体調変化に応じて、身体のバランスを整えてくれる
という良いことづくしです(調べてみました)。

WEEKにいると常に何かが変化している、流れがあるように感じられて、その流れに身を任せること(旬の野菜を食べるという事も含めて)はごくごく自然なことで、心地よさにもつながっているように思います。

実家で暮らしていると両親に料理も何もかも任せきりにしてしまうのですが…今年は季節のものを使ってご飯をつくることが一つ目標です。もう少しでWEEKを卒業しますが、卒業してぷつりと切れてしまうのではなく、WEEKで「いいな」と思ったことを自分の日常にそのまま繋いでいきたいです。

朝ご飯のスープを作っている写真。コトコト、時間をかけて煮詰めます。シンプルな味付けですが、野菜の美味しさが最大限引き出されていて、朝ご飯を食べ終わった後、スープが美味しかったですと伝えてださる方も多く嬉しいです。

 

仕込みをしている中で少し戸惑ったのが、「これはどうしたらいいですか?」と訊ねた時の神先さんの「感覚で」「感性で」という言葉。
夏に通い始めたばかりの頃は、「この形でいいのかな」とか、「味付けはこれで大丈夫かな」と不安で、何をするにしても神先さんに確認してもらわないと気が済まなくて、今思えば「正解」を探っていたように思います。

半年でもちろん慣れや要領がわかってきたというところもありますが、正解とか間違いとかはなくて、自分のやっていることがその時の最善最適か、あとはこれまでの自分の経験を信じて試してみられるかどうか。誰かに聞く前にやってみるのハードルが少し低くなったような気がしています。

水曜日は19時に仕事を終えて、最近はゆいなちゃんと映画鑑賞会をしています。
客室が空いていたらお部屋に一泊して、木曜日は朝ご飯から。

朝食を準備して、片付けて、お客さんをお見送りして、朝ご飯の賄いをいただき、その後客室の掃除をします。

WEEKの嬉しいところは、お客さんの顔が見られるところ。普通のホテルだとフロントスタッフの方だけのやり取りが多いと思いますが、ここでは「いい滞在だった」「ありがとう」という言葉を直接もらえます。だからというわけではないですが、お部屋の掃除をする時はいつも次に泊まってくれる人が頭の中にぼんやりといて、少しでも心地よく過ごしてもらえるお部屋にしようと思いながら働いています。

まだ先と思っていた半年もあっという間です。
今日のブログはこの辺で。

2024年も、みなさんにとって良い一年となりますように。
残りの期間もどうぞよろしくお願いします。

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