WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

【川づくり】川づくりWEEK2022を終えて

2022/10/10

みなさん、こんにちは。
少し時間が経ちましたが、今回は9月14~18日に開催した『川づくりWEEK』のフィードバックを綴ります。

イベントでは宿で取り組んでいる川づくり活動の紹介やそこに関連する人や活動の紹介、生態調査で採った水生生物の水族館、廃材で作った川や魚などのアートの展示、かまパン特製の生き物パンの販売、魚屋文具店の魚にちなんだ文具のポップアップなどをしました。
展示準備中の12,13日は、井上くんによる子ども川遊び教室。川の生き物の調査と観察をしました。

まずは大まかな流れの説明。

装備万端で川に入ります。

生き物の調査。ミナミヌマエビがたくさんいます。

子どもたちの心をつかんだのはイシガメ。レアな生き物みたいです。

イシガメエリアで子ガメ探し。

どんどん探検していきます。

少し川遊びも。

この日は比較的過ごしやすい天気でした。

みんなでおひるごはん。

たくさん食べてました。

午後からは廃材を使った魚アートづくり。

生き物観察も。

最後に作った魚アートや採取した生物の水槽を展示をして準備万端です。

記事が長文になってしまってます。。。会期中のことは足早に!

翌日から展示とカフェとパン,文具の販売を行いました。
展示のメインは大きな鮎喰川をつくり、そこに宿の川づくりのプロセスや関係者の活動紹介などを貼り付けていきました。すべて廃材を利用。オリジナリティある展示になりました。

そして、採取した水の生き物の展示。左からアカハライモリ,イシガメ,オイカワ、カワムツ、シマドジョウ、ギギ、ヨシノボリです。

さらにかまパンの笹川さんに無理言ってお願いした生き物パン。日替わりでいろいろ作ってもらいました。

毎朝届く今日の生き物パンの連絡がひそかな楽しみでもありました。

そしてオディーの魚屋文具店ポップアップストア。魚の文具を中心に集めてもらいました。
めちゃくちゃかわいかったです。

全体ではこんな感じ。

会期中はたくさんの方に見に来てもらいました。(週末が台風だったのが悔やまれますが。。)
初めて来られる方や、久しぶりの方もいて、いつもとは違う日常風景が流れていました。人に話すことで自分がどうしていきたいのかや予想外の流れも見えたりで、とても刺激になる時間を過ごせました。水槽の管理が日常になり、大きなバケツに一杯水をためての日々の水の管理や、エビをつぶしてで餌を作ったり、水槽を洗ったり、毎日1時間くらいは生き物と向き合っていたのもよかったです。

半年前にスタートした川づくりが、今こうしておぼろげながら形になりつつあるのがうれしいし、川を起点にいろんなつながりが持て、また再構築されているのがやってて手触り感があり、おもしろいです。

展示は現在、”鮎喰川コモン”へ。これも予想外の流れでうれしいです。ありがとうございます!

前回までの川づくりはインプットの時間が多かったのですが、今回初めてアウトプットする機会になり、また違った気づきと楽しさ、また大変さも味わうことができています。やっぱりアウトプットするのはとても体力も気力もいるなーというのを思い出しました。インプットが楽というわけではないけど、アウトプットしてる人たちの背景をもっと想像して受け取っていきたいです。
来てくれたみなさま、関わってくれたみなさま、ありがとうございました!

2022.10.10 神先

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