WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

牟岐WEEK2023を終えて

2023/03/27

3月10日~12日に開催した牟岐WEEK2023は、大盛況で無事終えることができました。
少し時間が経ちましたが、今回はその振り返りを綴りたいと思います。

その前に、そもそも『牟岐WEEK』とはという話から。はじめのきっかけは牟岐,出羽島アート2015。学生たちが会場の1つである旧鬼が岩屋温泉でひと月カフェ出店をしたいということで、そこに出す商品開発の監修で、牟岐の特産品を使った『おにドーナツ』を地元のお母さんたちと一緒につくりました。

その後、僕(神先)がWEEKの運営を引き継いでから、宿でも牟岐のイベントをしていこうということで、『牟岐WEEK』が生まれました。毎年テーマを役場の一山さんと相談し、いろんなパターンを試しています。

2017 牟岐の漁師さんとたちとごはん会
2018 牟岐の鮮魚が味わえる2日間
山の中で海の生き物をみよう!さわろう!たべちゃおう!
2019 鮮魚居酒屋 おさかなビュッフェの回
2020 鮮魚居酒屋 伊勢海老とオンラインの回
鮮魚居酒屋 海鮮丼の回
2021 伊勢海老祭り
あわび祭り

また、牟岐WEEKではスキーランドのまことさんと岳人の森のみつるさんに料理をお願いし、僕はコーディネータという立場で(たまに料理人でも)やってきいます。生産者と事業者の交流や、それぞれの地域で活動している団体同士の交流(案山子の会やモノづくり、農業など)、山の水族館(海の魚を泳がせる)、物産販売などもしてきましたが、主に牟岐の海産物㏚がテーマで、それをたくさんの人にどのような形で届けるのかをいつも料理人の2人と考えています。

しかし、今回は、僕が関わりだした当時(2015~19年くらい)に学生だった方たちが社会人となり、牟岐で新しく活動を始めだしたタイミングだったこともあり、自分の知っている範囲で牟岐やそこに関わる若者たちに呼びかけ、一緒にイベントをつくりました。。。。
というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、当日の様子を写真で振り返ります。

〇イベント前夜は町内向けにまことさんによるアオリイカづくしの料理会。

〇料理会後はおにドチームがドーナツの仕込み、深夜までお疲れ様でした。

〇イベント2日は天気にも恵まれとてもよい時間が流れていました。山の水族館はグレ、カワハギ、セミエビ、セッタエビ、伊勢海老と、漁師さんに用意していただきました。

〇全体の進行をしてくれたちなっちゃん。

〇遊観の2人のワークショップ。いろんな燕たちが羽ばたいていきました。

〇おにドーナツもいい感じです。久々に作ったそうですがおいしかったです。あゆハウスメンバーも手伝ってくれました。

〇みゆちゃんたちがやっている”coffee stand 灯閑”。いつもは牟岐駅前のスペースで不定期出店してます。

〇カフェタイムにはたくさんの方に来てもらいました。久々のパスタランチでしたが、無事に出し切れました。

〇別日の夜は牟岐と神山の若者とをつなぐ交流会も開催しました。それはそれは楽しそうでした。交流会のもう1つの目的として、次は牟岐でこの交流会をしようという流れにしたいねというのがありまして、うまくつながってくれるといいなと思っています。

いつもはWEEKだけでイベントをしていたのですが、今回は近くのお店にも協力してもらいました。かまパンでは『アオリイカのピザ』、山びこでは『アオリイカのゲソ天といか刺し定食』を出していただきました。どちらも好評、完売だったようでよかったです。ありがとうございました!※写真はありません。

という流れで、イベント期間はたくさんの人に来ていただくことができ楽しかったです。個人的に印象的だったのがこのイベントを通しての再会(久しぶりに会う)の連鎖でした。大学や活動でつながっていた若い子たちが、運営としてもお客さんとしても来てくれて、所々でそういったシーンをみれて嬉しかったです。心地よい空間の定義は人によりけりだと思いますが、多くの人に良い思い出のある場所として記憶されていることが大切なのかなと思っています。そのきっかけが牟岐であり、WEEKであり、イベントであるんだという事も再認識しました。これからもそんな光景に出会えるような場づくりを心掛けていきたいなと思います。

一緒にイベントをつくってくれたメンバー、来てくださった方々、協力してくださった牟岐の方々、ありがとうございました。次の展開が楽しみです!!

2023.3.27 神先

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