みなさん、こんにちは。5月分の宿泊データを公開します。
※オープンデータとは何かについてはこちらの記事をご覧ください
→【新しい取り組み】宿のオープンデータ1月分

滑り込みでなんとか今月2本目の5月分も公開です…

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✦集計項目と内訳
①泊数（1泊/2泊/3泊以上/5泊以上）
②滞在目的（仕事/視察・フィールドワーク/観光・レジャー/イベント）
③年代（60代以上/50代/40代/30代/20代/中高生/小学生/未就学児）
④男女比
⑤１グループの人数
⑥地方（北海道・東北地方/関東地方/中部地方/関西地方/四国地方/九州・沖縄地方/海外）
⑦移動手段（自家用車/レンタカー/公共交通機関/その他・不明）
⑧夕食利用人数
⑨リピート率（これまでに3回以上利用してくれている方をカウント）
⑩きっかけ（SNS/メディア・インターネット/紹介・知人）

①泊数

5月は4月と比較的滞在傾向が似ており、引き続き長期宿泊が多くありました。3泊以上の長期宿泊は、ゴールデンウィークを利用して長期滞在してくれる個人のお客さんや、企業のワーケーションなどが中心でした。

②滞在目的

これも、先月同様に、全体的なバランスとしては、まちやWEEKともつながりの深い方の企画する視察ツアーや、団体のワーケーションの利用があったことが現れたグラフになりました。
わずかな変化に注目すると、4月と比較して「観光」が減り、「視察」が増えました。GW期間もありましたが、4月よりも観光需要が減っていることが興味深いなあと思います。
仮説ですが、感じるのは、4月までの春はお遍路やハイキングなどの観光が多く、5月以降夏にかけて視察でまちに訪れる人が増えていくのではないかなあと思っており、数字にどのようにあらわれるのか、夏に向けての変動に注目してみたいと思います。

イベント：視察ツアー、団体や個人でのワーケーション
観光：遍路、知人訪問、移住検討、WEEKに一度泊ったことがある方
仕事：教育関係、町内企業やWEEKのつながりのある方との仕事
視察：行政関係の視察、宿や建築の視察など

③年代

こちらは20代～30代までで68％と若い方が多かった印象です。4月までのお遍路さんを中心とした観光層からGWの旅行を中心にした観光需要に変化したこと、企業ワーケーションの参加者などの年齢層が若い方が多かったことなどが関係しているのかなと思います。

④男女比

今月も男女比はほぼ半数ずつ。

⑤1グループの人数

5月は3～5人程のグループが多かったです。

⑥地方別

関東からの方が多い傾向は変わりないですが、関西の方が今月は26％と先月の7％と比べて格段におおかったです。これは大多数がGW中に観光で宿に来てくれたお客さんでした。

国籍：韓国、台湾、香港、アメリカ、オランダ、オーストラリア、イスラエル
ハイキングシーズンが終盤になり、外国籍のお客さんの多いピークは過ぎた感じがします。一番人数が多いのは、韓国からの視察の方たちです。

⑦移動手段

公共交通機関利用の方がぐんと減りました。自家用車やレンタカーで来る方がやはり多いです。

⑧夕食利用

こちらもまた4月と同じくようなバランスです。

⑨リピート率
5月は6％です。

⑩きっかけ

2回目で来てくださった方や、ワーケーション企画や視察ツアーなど繋がりの中で来てくださった方が今月もたくさんおりました。
ただ、この⑩きっかけに関しては、全員を対象に分かるわけではないので、やはりデータの集め方そのものにも課題があるなとも感じました。

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【神先さんのコメント】
オープンデータを始めて5か月で、いろいろとわかってきた部分があります。１つはどこから人が来るのか。これは結果的に関東圏が多かったのですが、思っていた以上に割合が高いという印象。人口や経済規模に比例するという当たり前のことを実感しました。もう1つは目的。観光・視察＆仕事・イベントと3つの要素が季節ごとにわかることで、どこに力を入れていけばいいのかが分かります。どれもこれも当たり前のことなのですが、それを体感することで次の動きにより明確な意図を持たせることができるなと思いました。感覚でやる部分も大事なのですが、日々分かる結果もしっかりと把握しながら経営を。。。と再認識させられました。

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5月もワーケーション企画や視察ツアーが引き続きあったため、「イベント」の利用が多くありました。「観光」利用に関しては、GW期間に旅行で来てくださる方は多かった一方、お遍路需要はピークを過ぎて4月の半数以下とその数字の中身に変化がありました。また、6月から8月にかけてさらに神山の企業と連携した団体利用、宿とのつながりのある方たちの利用、視察も増えていく見込みで、夏に向けてまた宿の特徴的なデータを公開できるのかなと思います。

６月分以降もピッチを上げて、なるべく情報が新鮮なうちに公開していきたいと思います。

6/30　中野