WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

Newホームページ制作中!

2023/05/19

こんにちは、美波です。

神先さんに毎月1本はブログを書いてねといわれているのに、久しぶりのブログになってしまいました。という事で今月は、現在進行中の宿のHPリニューアルの制作過程を少しご紹介したいと思います。

新しいHPはWEBデザイナーの安藤さん(安藤さんの紹介は別ブログで)と、わたしたちWEEK神山のスタッフで相談しながら進めています。私は宿の紹介ページにて掲載される、母屋と宿泊棟のイラストを担当。
安藤さんと打ち合わせでは、HPの中でイラストを載せる意味や、全体の中でイラストが浮いてしまわないような工夫などのアドバイスをいただきました。具体的には、

・線画で簡潔に
・風景を描くというより建物が浮かび上がるように
・線のゆらぎや手書き感を出す
などです。

HPに載せるイラストとして、施設に来たことがない方々でも場所のイメージができるようなものがいいねとお話ししながら、

・どのような図がわかりやすいか?
・WEEK神山の正面はどこか?

など改めて外から見たWEEKのことを考えるきっかけになりました。

これらを踏まえつつ、建物を上から見たイラスト(配置図)と、鮎喰川側から見たイラスト(立面図)の2種類を描いていきます。今回はイラストというよりも、建築図面に近いものなので、まずは建物や敷地の測量から始めました。

宿泊棟に関してはもともとの図面があったのでそれを参考にさせていただき、母屋は手元に図面がなかったのでスケッチを描いた後、実際に寸法を測りながら図面をおこします。

いざ図面を書くと、屋根のかかり方・庭とアプローチ・建物と石積みの位置関係・軒の出がどれくらいかなど、改めて細かいところまで知ることができました。配置図をおこし、立面図もおこします。

WEEK神山の顔ともいえるこの景色。実際に測量するとともに、河原におりたり対岸に行ったり、建物とそのまわりの山や石積みのバランスを確認しました。改めて見てみると、1枚の絵画のようになだらかな山を背景にして、建物とシンボルツリーのメタセコイヤの佇まいについ見入ってしまいます。客室から一望できる鮎喰川と山々も絶景ですが、反対に対岸から望む風景の中に溶け込んだ建物は、町の景観としての魅力を感じました。

これらの図面を下書きとして、最後にiPadでイラストを仕上げます。制作途中の様子はこんな感じ。

↓建物を上から見たイラスト(配置図)

↓鮎喰川側から見たイラスト(立面図)

建物を描いて、植栽や石積みなど周りの要素を少しづつ肉付け。こんな風に見てみると、外構や立地も含めてWEEK神山の良さなんだと気づかされます。完成版は、もっとそれを感じていただけるのではないでしょうか。。。。?

そして、一足先に完成間近のHPを拝見しましたが、安藤さんの素敵なデザインの中に自分の描いたイラストが!それもこんなに素敵なところに!自分の描いたものが仕事をしていることにとても感動しました。宿の雰囲気が少しでもリアルに伝わるといいなと思います。ぜひお楽しみに!

5月19日 美波

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