WEEK神山|新しい「いつも」に出逢う

WEEKで過ごした時間とこれからの日々を。

2024/02/08

こんにちは、亜央唯です。

1/24 、25日がWEEKへのラスト出勤日でした。8月に来た時には1月なんてまだまだ先だと思っていましたが、半年は本当にあっという間で。ただ、期間が決まっていたからこそ、ここでの時間を大事に過ごすことができました。

最後のブログは改めて半年を振り返ってみて感じたこと、印象に残っていることを2つ。

1つ目は、WEEKで過ごした「時間」そのものについてです。

WEEKにいると、いつも密度の濃い時間がゆったり流れているように感じていました。

普段、ふと気がついたら「もうこんな時間か…」となることが多々あるのですが、「今その瞬間」の出来事や自分の言動の連続を、ずっと意識し続けていたように思います。一日がいつもより立体的に感じられていました。

そして、話す人、出会う人から出てくる言葉の一つ一つを丁寧に受け止められていました。

もしかすると、ここでの時間が限られていたからこそ、話してくれること、自分が思いがけず話すことを取りこぼさないようにとしようとしていて、過ぎる時間をゆっくりと感じていたのかもしれないなとも思いますが、それは少なくともWEEKや神山の空気感があったからこそだと思っています。

時間を意識することで、いつもより心に余白ができていると感じることもありました。

その余白で、苦手だった「自分と対話する」という時間を前より持てるようになった気がします。

2つ目は、変化がある場所の面白さです。

WEEKにいるとずっと風が流れているように感じます。ゲストの方やインターン、スタッフも含めて長期短期のスパンでたくさんの人がWEEKにいて、神山町内のみなさんが代わる代わる訪れてくれて。場所自体にも変化があって、母屋やリビングに貼られたり置かれたりしているもののレイアウトが変わっていたり。

場に動きがあるから人が集まって、色んなコトが起こって、新しいヒントが転がり込んで…と循環していて、これは私生活も同じだなと、自ら変化を創り出すことはこれから大事にしたいことの一つになりました。毎日の面白さは自分が動くことで作り出すことができるということを実感した半年でした。

宿泊施設というと、外の人がメインに訪れる場所というイメージを持っていましたが、WEEKは地域の内と外がすごく心地よくかみ合った場所で、その空気感を中で感じられたことはすごく貴重な体験でした。

振り返ってみて、毎週通うことは私の中でどこかスイッチを切り替えるような感覚で、普段の日常とWEEKで過ごす日常は少し別物に感じていましたが、そうではなく、ここでの時間や感覚が普段の日常に自然に溶け込んでくるといいなと思っているので、一通過点としてこの半年の気づきを生かしながら、これからの毎日を過ごしていきたいです。

WEEKは卒業ですが、うだつの町並み近辺で暮らしていく予定なので、神山にはまだまだこれからたくさん遊びにきます!

宿泊型アルバイトという形を受け入れて下さった神先さん、WEEKのみなさん、神山のみなさん、お会いできましたゲストのみなさま、ありがとうございました!

2024.2.8 谷亜央唯

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